Mikawaya導入事例②ということで、今回は「ひとくち -HITOKUCHI-」代表の荻曽様にお話を伺いました。
「ひとくち -HITOKUCHI-」様は”高級チョコレートを日常に”をコンセプトとしたチョコレート販売を行っているショップです。
ECサイトはShopifyで構築されています。
そしてサブスクリプション(定期購入)のアプリにはMikawaya Subscriptionをご利用いただいています。
この記事はこんな方におすすめ!
- チョコレート販売事業のブランド立ち上げ・運営方法が気になる!
- サブスクリプションECを始めたきっかけが知りたい
- Mikawayaを実際に導入してどうだったのか?
などの内容が気になる方に特に読んでいただきたい記事です。
是非ご一読ください!
「ひとくち -HITOKUCHI-」とは?
「ひとくち -HITOKUCHI-」様はなぜオフィスチョコレート販売事業からオンライン販売に展開したのか。
そしてなぜサブスクリプション(定期購入)を導入しようと思ったのか。
実際にShopifyEC運営で感じていることをお伺いしました。
※「ひとくち -HITOKUCHI-」様のECサイトはこちら
Q.2020年1月〜オフィスでの高級チョコレート販売を始めたとのことですが、チョコレートブランド「ひとくち -HITOKUCHI-」を立ち上げた経緯についてお話お聞かせ下さい。
まず「自分でD2Cブランドを立ち上げたい」というのがベースでありました。
そして何をやるかを考えた時に「チョコレート」が思い浮かびました。なぜ「チョコレート」かというと、大学生の時にパティシエになりたいと思っていた時期がありまして、お菓子を軸にして大学生活送っていました。
その一つのエピソード、それは「ヨーロッパ食べ歩き旅行」です。
フランス・オーストリア・チェコ・ハンガリー・クロアチアを3週間かけて回り、次にいつ来れるかわからないので、アルバイトで稼いだお金を全部つぎ込むくらい現地でクレジットカードを切りまくって、「これでもか!」ってくらい色々な物を食べて帰ってきました。
また、普段はパティシエに必要な色彩感覚やバランス感覚を養う為に生花教室に通ったり、有名パティシエが開催するレッスンに通ったりかなり熱をいれていました。
しかし最終的にたどり着いたのが「ビジネスがやりたい」というところだったので、パティシエにはならずに食品を扱っている商社に就職したんです。
就職後も不完全燃焼となってしまったお菓子への思いはずっとあったので、一番好きなお菓子「チョコレート」のビジネスをやっていこうと決めました。
Q.ブランド立ち上げ後、オフィスでのチョコレート販売事業を展開しようと思った経緯についてお話お聞かせ下さい。
2011年から就職先の商社の都合で中国上海に駐在し2019年6月に日本に帰国。
そしてチョコレートビジネスで最初の売上が立ったのが2020年の1月で、ビジネスが立ち上がるまでに半年かかりました…。
その半年間何をやってたかと言うと、チョコレートの作り方を習いに行ったり、どんなブランドを作るかを固めるために色々な人に相談をしてたんです。
しかし、皆さんに沢山の意見をもらう中で何が正解かわからなくなり全然ブランドのコンセプトが固まらず、時間だけが過ぎて焦っていました。
そんな時にGoogleの初代CTOが書いた本に出会ったんです。
その中に「アイディアを思いついたら48時間以内に何か検証できるものを作ってとりあえず試せ」「相手には身銭を切ってもらって意見を吸い上げることが一番大事だ」と書かれていました。
何か行動を起こさなければ始まらないですし、自分でお金を払わずに頂いたご意見は実際の評価と異なり参考にならないので、スピーディーに立ち上げられ意見を吸い上げれる場所を探した結果、知人の「オフィス」に置かせてもらうことに。
オフィスのコーヒーマシンの横に置いたら固定費もかからず、購入者の意見も聞きやすいですし、オフィスコンビニのラインナップとは差別化できる商品ですので、「オフィス」から販売を始めてみました。
結果、オフィスでの高級チョコレートは好評で、自分でオフィスで食べるだけでなく、社内で誰かに助けてもらったお礼やご家族や彼氏彼女へのギフトとして退勤時に購入する方も多かったんです。
仕事の合間だけじゃなくて、そこから飛び出たニーズも拾え、手応えを感じたのでオフィス導入の拡大を考えていました。
それと並行してクラウドファンディングにもチャレンジし、支援金額チョコレート歴代2位をだしました。
このままの調子でビジネスを展開していこうとした矢先にコロナで緊急事態宣言が発令されリモートワークが増えてしまい、オフィスを主軸にビジネスを展開するのは難しいなと思いECに注力し始めることになったんです。
Q.コロナウイルスの影響でリモートワークが増加し、オフィスに人が減ってしまった状況からオンライン通販に転換したとのことですが、その際になぜShopifyで運営を始めようと思ったのですか?
昔、シェアハウスに住んでいてそこでアパレルで起業してる人と仲良くなりました。
その人に相談したところShopifyが拡張性高いし費用面でもおすすめとのことでShopifyに決めました。
Shopify×サブスクリプション。チョコレート販売との相性は?
数多くのカートシステムの中で「ひとくち -HITOKUCHI-」様が選んだのはShopify。
そしてShopifyサブスクのアプリとして選んでくださったのがMikawaya。
ShopifyでのEC運営は実際どうなのか。また、使い勝手はどうか。
なぜMikawayaを選んでくださったのか。
この辺りをインタビューしてみたところ、次のようなご回答をいただけました。
Q.実際にShopifyでEC運営をしてみて使い勝手などはいかがですか?
良い面でいうと、物流もShopifyのAPI連携しているシステムで行っているのですがそういった他のシステムとの連携が進んでいるのは使い勝手が良いところだと思います。
チョコレートは夏場冷蔵での発送となるので冷蔵対応している倉庫の数が少なく選択肢がなかったので自分で問い合わせをして探さなければならなかったのですが、物流システムの企業に紹介してもらい今の倉庫に。
以前利用していた倉庫はシステムの仕様で賞味期限管理ができなくて、在庫の入れ替えがすごく大変だったんですが、今の倉庫はShopifyとAPI連携しているシステムを利用していて、抱えていた課題が解決しました。
また日常業務の発送処理では、受注データを倉庫に飛ばして発送してもらい、完了したら発送番号を取り込んでお客様に自動でメールが送信されるので、物流まわりの工数が格段に減っています。
悪い面でいうと、現在私が外注せずにページビルダーでショップ制作をしています。
カスタマーサポートを利用しながら対応しているのですが、使い方がすぐに覚えられるものでもないので属人化してしまうのは課題かなと思います。
商品の入れ替え等はパートの方にもすぐ覚えて対応してもらえますが、ページの魅せ方などを引き継ぐとなるとトレーニングにかなりの時間がかかりそうなので、結局自分で全部やってしまう事になっていますね。
Q.EC運営を行う上で、サブスクリプション(定期購入)を導入しようと思ったきっかけを教えて下さい。
ビジネスモデル上、今日買って頂いた商品に対して利益が決まるモデルなので、サブスクを取り入れた方が事業計画が立てやすいというのがあります。
ただ当初はサブスクで物を単純に定期的に届けるイメージが湧いていなくて結構ギリギリまで やろうかやらないか迷っていました。
しかし、クラウドファンディングで商品を購入してくれた多くのお客様が「こんなに美味しくてコスパがよく送料無料で定期購入できるなら買わなきゃ!」と申し込んでくれたのでその迷いも消えサブスクをやっていくことを決意。
結果、定期購入いただいたお客様にアンケートやインタビューを実施したりしてお客様との結びつきも強くなったのでサブスクを実施してよかったと今は思ってます。
Q.ShopifyサブスクアプリMikawayaを導入・使ってみた率直な感想をお聞かせ下さい。
機能面で言うと元々海外のサブスクリプションアプリを使っていました。
今でも、そちらでの定期購入をしたお客様が残っているのでそのサブスクアプリとMikawayaを併用する形となっているのですが、やはり日本語じゃないだけで導入コストが圧倒的に違います。
海外サブスクアプリの導入はかなり大変でしたし、今になっても翻訳しきれてない部分もあるので機能を全部使いこなせてないと思います。2020年11月くらいにサブスクを始めましたが、その時にMikawayaがあったら100%Mikawayaを選んでいたと思います。
その他でいうと「Shopifypaymentに対応」していたり「1個の単品ページで全部のサブスクプランを選べる」とかストア側が設定したい基本機能を網羅しているのですごく使いやすい印象を持ちました。
また商品変更機能がとても便利だと思いました。
チョコレートの定期便を3プラン用意しているのですが、「食べきれない」とか「足りないとか」のお声はあるのでその時のお客様の状況に合わせたプランのアップグレード、ダウングレードをお客様自身でマイページで変更できるのはとても便利な機能ではないかと思います。
やはりサブスクリプションを自由にコントロールできるお客様側の心理的安全性は売上にも繋がる部分であるとおもうので、そういったユーザビリティが確保できているのがMikawayaの特徴だと思います。
Q.最後に、「ひとくち -HITOKUCHI-」ストアでは"高級チョコレートを日常に"というコンセプトを掲げていますが、コンセプトの由来やチョコレート販売への想いなどがあれば教えて下さい。そして、これからどのように「ひとくち -HITOKUCHI-」というブランドを展開していきたいとお考えですか?
チョコレートの本場ヨーロッパに行き、コーヒーを頼むと本当に美味しい1粒のチョコレートをおまけでつけてくれたりするんですよ。
そのくらいチョコレートが身近に浸透しているのですが、日本だと美味しいチョコレートに触れる機会ってバレンタインの年1回くらいしかないのですよね。
なので「毎日の暮らしで高級チョコレートを楽しんで欲しい」というコンセプトを掲げ色々な年代の方、様々なシーンに合わせてチョコレートが身近にあるような暮らしを応援していきたいです。
その手段として毎月お得に送料無料でチョコレートを届けたり、オウンドメディアなどのコンテンツと組み合わせてチョコレートを楽しむ幅をひろげたり「チョコレートのある暮らしのカスタマーサクセス」をやっていきたいと思っています。
またお客様目線でいうと買いやすさも重要ではあるとおもうので、オフラインのイベントにも出店したり顧客接点を強化していくことにも努めていきたいです。
作りたいチョコレートも沢山あるのですが生産量の問題とか色々な現実的な部分があるので、ECやコンテンツ、オフラインを上手く連動させて地道にファンを増やしてチョコレートで暮らしを豊かにしていければと思っています。
「ひとくち -HITOKUCHI-」様も使っているサブスクアプリ「Mikawaya」
今回インタビューに答えていただいた「ひとくち -HITOKUCHI-」様にご利用いただいているShopifyサブスクアプリがMikawayaです。
インタビューで答えいただいた「Shopifypaymentに対応」「商品変更機能」の他にも例えばこんな機能が用意されています。
Mikawayaの主な機能
- 2段階の割引設定機能。年間会員等の幅広いオファー戦略が可能。
- 自動タグ付け機能で頒布会、同梱物や特典などのCRM施策にも対応
- 継続回数別のステップメール構築機能
- お客様がマイページ上で変更できる項目が業界多数(商品、金額、お届け間隔など)
- 商品変更や金額変更、お届け間隔など変更機能も充実
- 外部LPへの定期購入ボタン設置機能(サブスクグループ設定でコード発行可能)
- 完全日本語対応
インストールはこちら
※Mikawayaの詳細をもっと知りたい方はこちらの記事を参照してください。
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参考【Shopify】定期購入アプリMikawayaとは?→ショッピファイでサブスク販売が可能に!
「Shopifyのサブスクアプリどれにしよう?」 という方、少しお時間を作ってこの記事をぜひ読んでみてください。 Shopify(ショッピファイ)でサブスクをやるには専用のサブスクアプリが必要。 そし ...
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また、先程もお伝えしましたが「毎日の暮らしで高級チョコレートを楽しんで欲しい」との想いから、荻曽様はBlogを活用したカスタマーサクセスも実施されております。
Blogでは主に「カカオの効果効能」や「チョコレートのなめらかな口溶けの秘密」などについての解説が掲載・更新中!
時にはBlogを読みながら一息ついて、高級チョコレートのある暮らしを体験してみてはいかがでしょうか。
是非ご覧ください。
ひとくち -HITOKUCHI- Blogはこちら
「最高のくちどけ高級チョコレート」ひとくち -HITOKUCHI-公式サイトはこちら
最後に・・・
Shopifyで構築したストアにMikawaya Suscrptionを導入すれば、カンタンに定期販売が開始できます。
>>アプリインストールはこちら
さらにMikawayaではランディングページ上で購入を完結させるLPフォーム一体型機能もオプション搭載しています。
Mikawaya Suscrptionについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせて御覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。