EC事業者にとってSNS連携はもはや常識。
その中でも今、最も注目を集めているのが「Shopify×TikTok」の連携です。
TikTokとShopifyを連携させることで、
- Shopify管理画面から直接広告出稿&商品管理
- TikTokユーザーに向けた商品プロモーション
- Pixelによる効果測定&リターゲティング
など、これまで以上にスムーズかつ効果的なマーケティング活動が実現できます。
TikTok連携に必要な準備とは?
ShopifyとTikTokを連携させる前に、以下のアカウント&設定が必要になります。
- TikTokアカウント(個人 or ビジネス)
- TikTok for Businessアカウント
- Shopifyストア(ベーシックプラン以上推奨)
- 商品登録および決済・配送の基本設定
これらを整えることで、Shopifyのアプリ経由でTikTokとのスムーズな連携が可能になります。
連携ステップ:たった5ステップで完了!
ステップ1:TikTokアプリをShopifyアプリストアからインストールする
Shopify管理画面にログインし、左メニューの「アプリ」→「全てのおすすめアプリ」→「Shopify App Store」をクリック。
検索バーで「TikTok」と入力、または「TikTokアプリ公式ページ」を開きます。
TikTok公式アプリ(提供元:TikTok Inc./評価★4.8以上)を選択し、「インストール」ボタンをクリック。
💡 アプリは無料でインストール可能。インストール後に広告費の設定が必要になる仕組みです。
ステップ2:TikTok for Businessとのアカウント連携を行う
TikTokアプリのインストール後、「セットアップを続ける」をクリック。
新規作成する場合は「今すぐ申し込む」、既存アカウントがある場合は「TikTokでログイン」を選択。
アクセス許可を求められるので、各項目を確認し「続ける」をクリック(プロフィール情報・商品ショーケース情報など)
個人アカウントとの連携が完了したら、TikTok for Businessとの連携を進め、「連携」をクリック。
Shopifyと連携されるか聞かれますので、「連携」をクリック
ポイント: 個人アカウントでは広告運用ができないため、TikTok for Businessの連携が必須です。
ステップ3:TikTok Ads Managerを作成する
「新規作成」をクリックし、会社情報を入力、「サインアップして連携」をクリック。
ステップ4:TikTok Pixelとデータ共有設定を行う
TikTok Pixelの作成、または既存Pixelを選択します。
データ共有レベルは以下から選択可能です:
- スタンダード:基本的な閲覧・クリックを計測
- 最大化(推奨):高精度なコンバージョン追跡が可能
ポイント:「最大化」はCV追跡精度が高く、リターゲティングにも有利です。
ステップ5:企業情報の連携を完了する
会社名や連絡先、支払い情報を入力。
すべてのチェック項目が緑の✔になったら「セットアップを完了」をクリック。
すべてのチェック項目が✅になったらセットアップが完了
すべてのチェック項目が緑の✔になったら、画面下部の「セットアップを完了」ボタンをクリック。
これでTikTok販売チャネルがShopifyに追加されます。
これで、TikTok広告の作成・商品カタログ連携・Pixel分析がすべて可能になります。
ShopifyストアとTikTokがシームレスに連携し、広告や商品管理も一元化できるため、日々の運用効率も大幅に向上します。
🛠 Shopify経由でできる広告出稿は?
セットアップ後、「概要」→「キャンペーンの作成」から広告出稿が可能です。
Shopify経由でのTikTok広告の出稿画面が表示されるので、出稿したい商品、動画クリエイティブ、予算を設定します。
設定できる項目が少ない分、非常にシンプルで設定は簡単です。
Shopify経由で使える主な広告機能は以下の2つです。
- カタログ広告(DPA): Shopifyの商品データを連携し、ユーザーごとに最適な商品を表示。
- スマートパフォーマンスキャンペーン(SPC): TikTokが自動でクリエイティブ・ターゲティングを最適化。
ただし、Shopify経由での広告出稿はこれらに限られるため、
・ターゲットを細かく設定したい
・カスタムオーディエンスを活用したい
・クリエイティブをA/Bテストしたい
といった本格運用を行いたい場合は、TikTok広告マネージャーの活用をおすすめします。
🤔 ShopifyとTikTok広告、どちらで出稿するべき?
Shopify経由での出稿が向いている人
- 初めてTikTok広告にチャレンジする方
- 工数をかけずにすぐ広告を出したい方
- 商品カタログ連携のみで十分な方
TikTok広告マネージャー経由が向いている人
- 動画でブランド訴求をしたい方
- ターゲティングや入札戦略を細かく設計したい方
- 将来的に本格運用やA/Bテストを視野に入れている方
✍️ 結論:最初はShopify、成長にはTikTok広告の活用を
Shopify経由でも、商品連携やPixel設置など広告に必要な最低限の仕組みは整えられます。
ただし、TikTok広告で成果を最大化するには、柔軟な運用が可能な広告マネージャーの活用が不可欠です。
「まずはShopifyで始めてみる → 慣れてきたらTikTok広告マネージャーで本格運用へ」
というステップが、現実的かつ効果的な選択肢です。
「売上を伸ばすために、TikTok広告をどう活用するか?」
ここを見据えて、早めに運用型広告への理解を深めておくことをおすすめします。
お知らせ
①LP構築
- ノーコードで画像が設置でき、誰でもLPOの作業が簡単に⾏える環境を構築します。
- LPは1度作って終わりではなく、PDCAを素早く回していくことが広告集客における成功の秘訣です。
LPを作成したい、現在のLPに満足できない方はぜひお気軽にご相談ください。
②Shopify定期便アプリ「Mikawaya Subscription」
サブスクリプションモデルの導入や最適化にお悩みの方へ!
Mikawaya Subscriptionはサブスクリプションの基本機能だけではなく、充実したマーケティング機能やLTV(顧客生涯価値)分析ツールが組み込まれており、Shopifyストアの成長を加速させます。
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(一部の機能はオプション機能のため、詳細を知りたい方はお問い合わせください)