顧客タグとは?なぜ重要なのか?
ShopifyでECストアを運営するにあたり、顧客タグというものは最も基礎的で、重要な機能の一つと言っても過言ではありません。
顧客タグの役割や機能を正しく理解することで、CRM施策の効率や効果を最大化することができます。
本記事で顧客タグの役割や機能を学び、EC運営に活用しましょう。
顧客タグとは?
顧客タグは、顧客一人ひとりに付ける「付箋」のようなものです。
例えるなら…
お店の常連さんを覚えるために、店員さんが「いつもブラックコーヒーを頼む」「いつもワンちゃんと来客する」といったメモを顧客カードに書くイメージです。
Shopifyでの顧客タグの例:
- 「優良顧客」: 3回以上購入した人、合計購入金額が高い人など
- 「メルマガ購読者」: メールマガジンに登録している人
- 「特定商品購入者_Tシャツ」: 特定のTシャツを購入した人
- 「イベント参加者_春のセール」: 春のセールイベントに参加した人
などのように、一定のルールを決めて対象の顧客群を特定するために利用されます。
顧客タグを使うと何ができるの?
- 顧客のグループ分けが簡単になる: 同じタグが付いた顧客をまとめて管理できます。
- 特定の人に合わせたアプローチができる:
✅「優良顧客」だけに特別なセール情報を送る
✅「特定商品購入者_Tシャツ」に新しいTシャツの情報を送る - 顧客分析に役立つ: どんなタグの顧客が多いか、どんな属性に人気かなどを分析できます。
つまり、顧客タグを使うことで、誰に何を伝えたいかが明確になり、ターゲットを間違えることなく効果的な販売促進や顧客対応ができるようになります。
顧客タグの設定方法(手動)
- Shopify管理画面にログインします。
- 左側のメニューから 「顧客管理」 をクリックします。
- タグを設定したい顧客の名前をクリックします。顧客の詳細ページが開きます。
- 顧客詳細ページの右下にある 「タグ」メニューからタグの登録や、既存タグの付与が可能です。
- 「タグを追加」:表示された入力欄に新しいタグを入力し、「保存」をクリックします。
- 「既存タグを追加(鉛筆マーク)」 クリックした場合:既存のタグの一覧が表示されます。追加したいタグにチェックを入れ、「完了」をクリックします。
- タグが顧客情報に表示されれば設定完了です。最後に保存を押して終了です。
また、顧客管理から複数人を選択して一括操作も可能です。
Shopify Flowなどの自動化アプリを利用する方法もあります。
こちらの記事をご確認ください。
例えば、特定の商品を購入した顧客に「特定商品購入者」という名称の顧客タグを設定するなど、高度な自動化が可能です。
設定の範囲は広大で、ほとんどの顧客行動に対してオートメーション化された対応を行うことができます。
顧客タグをうまく活用することで、ストアでの購入後にもさまざまなマーケティングに活かすことができる重要な機能なのです。
顧客タグの活用事例
セグメント分け: 優良顧客、新規顧客、特定商品購入者
限定クーポンやポイントプログラムと組み合わせることで、ストアのリピート率を上げることができます。
メールマーケティング: 特定のタグが付いた顧客へのパーソナライズされたメール配信
競合他社にはない独自のサービス紹介や顧客体験を提供するツール(メルマガなど)を使う際に顧客タグを指定することで限定訴求ができます。
パーソナライズ化された施策を行うことで、お客様に特別な顧客体験を提供できます。
顧客管理: 問い合わせ内容や対応履歴に基づくタグ付け
過去の案件や商品の入れ替え時など、特定の商品購入者の選別がとても大変です。
購入品ごとに特定の顧客タグを付与することで購入リスト、過去事案対応リストの作成が容易になります。
などなど...
顧客タグまとめ
数えきれないほどの施策や顧客対応に活用できる「Shopifyの顧客タグ機能」
実はうまく活用できていないストア様が多いのではないでしょうか。
オートメーション化するための設定や、実際の活用方法などナレッジを探してみてうまくできなかったりなど誰にでもできるからこそ情報が過剰に供給されています。
本記事では、顧客タグの基礎について解説しましたが、まだまだ魅力たっぷりな顧客タグ機能では下記のような組み合わせが可能です。
顧客タグ × Shopify Flow(自動化)
顧客タグ × 分析ツール
顧客タグ × ロイヤリティプログラム
顧客タグ × カスタマーサポート
顧客タグを使いこなして顧客体験を向上させストアのリピーターをたくさん増やしましょう。
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