Shopifyのショップで
- サブスク形式でサービスを提供!
- しかも月額の会員制サービス!
- さらに越境ECも実施!
こんなことを実施しているショップがあったら知りたくありませんか?
今回はこれらを実施しているSODA FACTORY JAPAN代表の井上様にお話を伺いました。
SODA FACTORY JAPAN様のサービスは業務用の超強炭酸サーバーのレンタル事業。
小規模な飲食店がメインのお客様です。
SODA FACTORY JAPAN様のショップはShopifyを用いて作成されています。
そしてサブスクリプションのアプリにはMikawayaをご利用いただいています。
この記事はこんな人におすすめ!
- 炭酸サーバーに目をつけた、マーケ的な視点をしりたい!
- Shopifyで月額会員制のレンタルサービスをやりたい!
- サブスクリプションを導入してみてどうだったのか?
- Mikawayaってぶっちゃけどうなの?
といったことが気になる方に特に読んでいただきたい記事に仕上がっています。
是非ご一読ください!
SODA FACTORY JAPANとは?
ソーダファクトリー様はなぜ強炭酸サーバーに目をつけたのか?
ショップを運営されている方ならばこの辺り気になるのではないでしょうか。
まずはそのあたりを詳しく伺ってみました。
※ソーダファクトリー様のECサイトはこちらhttps://sodafactory.co/
Q.SODA FACTORYはどんなECサイト?
我々は元々飲食店をやっていまして、飲食店を店舗展開するにあたってコスト削減や利益率改善等様々な課題があることを肌で感じていました。
その中で飲食店で多く使われる「炭酸サーバー」という点に着目し、炭酸水や炭酸飲料を自分たちで作れる機械があったほうが飲食店のコスト削減・利益率改善、更なる価値提供に繋がると思ったので、店舗で炭酸をつくれる「炭酸サーバー」をShopifyで販売しています。
現在、全国各地の飲食店やウエディング業界、老舗の料亭など様々なお客様にご利用頂いています。
Q.炭酸は飲食店にとってどれくらいのコスト?
炭酸のコストだけで考えると実はそこまで負担にはなりません。
コンビニで売っている500mlの炭酸水でも一日に2〜3本しか使わなければ、月間でも9000円程度のコストにしかならないです。
ですが炭酸を店舗で作れるといったことには違う価値があるのです。
具体的な例で説明するとスパークリングワインがわかりやすいかと思います。
スパークリングワインは「抜きもの」と言われコルク栓を抜いて空けるボトルを指しています。
炭酸が入っているので栓を抜いてしまうと保存ができず、少しだけ飲みたいお客様や少人数のお客様に注文していただくハードルが高く多くストックを抱えることになります。
しかし、そもそもスパークリングワインはワインに炭酸ガスを注入しただけもの。
炭酸サーバーがあれば店舗で簡単に作ることができ、一度栓を抜くと鮮度の落ちてしまう「抜きもの」のストックを抱えずにコストが削減が実現できます。
また、既存のドリンクに炭酸を注入することでスパークリングメニューを増やすこともできるんです。
お店独自の面白いメニューが簡単に作ることができ単に炭酸水のコストを下げることだけではなくメニューを増やしお客様に楽しんでいただけるといった価値も提供できるのです。
Q.炭酸に注目したコスト以外の理由は?
少し前からハイボールトレンドがきていたり、巷では「強炭酸」を主軸にシリーズ化された飲料が増えたり、「炭酸」が注目されていますよね。
また、現在家庭用の炭酸サーバーのには2大企業があり、その企業が日本で展開している中でより「炭酸サーバー」の認知度も上がってきています。
その中で業務用炭酸サーバーでシェアをとっている企業は現在なくマーケット自体も狙い目だったということもあり着目しShopifyで販売する事となりました。
炭酸を作れる→新たな価値の創造!
ここまでの内容を簡単にまとめると下記のものです。
ここまでの簡単なまとめ
- 飲食店の店舗展開にはコスト削減、利益率改善などの課題
- 炭酸サーバーがあれば「抜きもの」のストックを抱えずに済む
- 炭酸サーバーがあればオリジナルメニューなどの新たな価値を創造
- 業務用炭酸サーバーはマーケットも狙い目だった
飲食店をやっておられたからこその目の付け所、問題を解決するための商品設計になっているのではないかと感じました。
ではこの優れた商品をどんな形式で、どんな形で販売をしているのか?
そのあたりも詳しくお話を伺ってみました。
Shopify×定期購入。月額サービスとの相性は?
無数にあるカートシステムの中でSODA FACTORY様が選んだのがShopify。
なぜShopifyを選んだのか?
また、なぜ月額会員制のサービスを提供しているのか。
そしてサブスクのアプリとして選んでくださったのがMIkawaya。
なぜMIkawayaを選んでくださったのか、使い心地はどうなのか?
この辺りをインタビューしてみたところ、次のようなご回答をいただけました。
Q.Shopifyを使う理由とは?
最初から日本だけではなく海外展開も考えていました。
そのため、カナダで開発され海外ビジネス向けに構築されているShopifyが一番適したカートシステムだと思い取り入れることにしました。
また、低コストで簡単にショップ制作ができ、必要になった機能をアプリでその都度拡張できるといった自由度も今後の展開を考えた時に有利に働くと思い、国内のカートシステムではなくShopifyを選びました。
Q.なぜサブスクを導入したのか?
コスト削減だけを意識したら「売り切り」といった売り方が一番店舗側にも都合がいいと思います。
ですが、実際「売り切り」で商品を売ってみたところ、売ったあとのサポートが一番価値を提供できる部分だと気づき、商品を提供し終わりではなく、「商品+アスターサービス」をサブスクにし、飲食店が抱える課題を一緒に解決していければと思いサブスクサービスを提供することにしました。
Q.サブスクアプリMikawayaの率直な感想は?
他のアプリも利用、検討したのですがネックと感じたのはカスタマイズに対応していなかった点でした。
数を定量でしか販売出来なかったり、オプション追加等の自由度が低い印象を受けたんです。
サブスクといってもECショップ毎に様々な売り方があると思うのですが、求める形を実現できるアプリが残念ながらありませんでした。
また、既存のサブスクアプリは海外製のものが多く使い方を問い合わせても時差のせいで返答に時間がかかったり、細かい日本ならではのニュアンスが伝わらなかったりと対応スピードもサポート内容も満足のいくものではなく…。
そんな中Mikawayaに出会い、希望の売り方を作り上げてくれました。
Mikawayaを一言でいうと企業にあった売り方を提供してくれるサブスクアプリだと思います。
また、日本語で作られているので導入もスムーズにでき、問い合わせをした際も返答にスピード感があり、日本人同士でしか伝わらない様な細かいニュアンスも通じるので安心してサブスク体制の構築ができました。
越境ECならshopify!
SODA FACTORY様がShopify、サブスクを導入した理由、Mikawayaを簡単にまとめると下記のもの。
簡単なまとめ
- 日本だけでなく海外展開も視野に入れて
- サブスクなら飲食店が抱える課題を一緒に解決していける
- Mikawayaは導入がスムーズ、返答にスピード感、とにかく日本向け
この辺りのことを踏まえつつ、越境ECをやるとどうなのか?
次はそのあたりを聞いてみました。
海外向けのShopifyショップ構築について
海外と日本それぞれでshopifyサイトを運営されているSODA FACTORY様。
Shopifyでの越境ECをやってみての感じたことは次の内容だそうです。
Q.Shipifyで越境ECのメリット・デメリットは?
まずは、日本ではなくシンガポールで法人を立ち上げました。
ShopifyではECショップの利用国を1つ選ぶとその国の通貨しか使えません。
そしてシンガポールでもっている口座に売上が入ってくる仕組みとなり税制も選択した国の税制が適用されます。
なので、日本とシンガポールのECショップを一元化することはできず別ドメインでECショップを作成し管理する必要がありました。
また、カナダで開発されたカートシステムなので基本的に英語での説明、アプリも英語のものが多かったのでサイト構築の際、言語で躓くことは多くありました。
まとめ「飲食店を営む事業者の"利益率向上"へ」
(炭酸サーバーを足がかりに、飲食業界のDXを目指すソーダファクトリー井上さん)
「飲食店を営む事業者の"利益率向上"へ」と言うのがSODA FACTORY様の思い。
そんな飲食店は今コロナの影響もあり、DX化することに注目が集まっています。
※DX(デジタルトランスフォーメーション):「デジタルな技術を使って、ビジネスの環境をより豊かにすること。」といった感じに捉えていただければ問題がないかと思います。
日本の飲食業界をDXするために必要なものは何か?
最後にそんなテーマで話を伺ってみました。
Q.日本の飲食業界をDX化する為に必要な事とは?
そもそも飲食業界は労働時間が長く時間に余裕がもてないので、情報を収集し業界が抱える課題に気づく事すらままならないのが現状です。
その中でDX化について落とし込んで考えられている飲食店自体、少ないと思います。
大手でチェーン展開している飲食店は経営本部がそういった役割を担い先進していますが個人の店舗や小規模飲食店はそこまで手が回らず、コロナといった外部環境の変化もあり実店舗を運営するだけで手一杯です。
また、UberEatsや出前館を利用することがDX化だと思っている店舗も多いと思います。
それらを利用することは「何を食べたいか」をお客様がしぼっているだけで、店舗の独自性をみて店を選んでいる方は少なく、本当の意味でのDX化では無いと私は思っています。
私が考えるDX化とは飲食店個々の独自性を知ってもらった上でお客様がお店を選び、且つオンラインとオフラインが連動してシナジーを生んでいくことが真のDX化だと考えています。
例えば、実店舗のこだわりを動画等のコンテンツを用いてネットを介してPRし、実店舗の集客に繋げること。
また実店舗に訪れることが出来ないお客様にはECショップを介してやお店や商品を知っていただきお店のこだわりの商品を購入してもらう。
この様にUberEatsや出前館では表現できない個性を直接アプローチできることがECショップを持つことの意味だと思っています。
また、ECショップで売上が作れるようになれば実店舗では発生する作業(開店準備やレジ締めや集計等)が簡素になります。
その分空いたリソースでお店の経営課題に取り組むなど未来に向けた施策に注力できると思います。
そのため弊社は「炭酸サーバー」をフックに日本全国の色々な飲食店と関係値を作り、その様な飲食店が抱える課題をECショップやサブスク、DX化を通して解決していければと考えています。
SODA FACTORY様も使っているサブスクアプリ
今回インタビューに答えていただいたSODA FACTORY様にご利用いただいているサブスクアプリがMikawatyaです。
インタビューで答えいただいた日本語対応、スピーディーな対応の他にも例えばこんな機能が用意されています。
MIkawayaの主な機能
- 柔軟な2段階割引
- 頒布会、同梱物や特典などのCRM施策にも対応
- 継続回数別のステップメール構築機能
- 商品変更や金額変更、お届け間隔など変更機能も充実
- 外部LPへの定期購入ボタン設置機能(サブスクグループ設定でコード発行可能)
- 日本語対応
そんなMikawayaの使用料金は以下の内容です。
プラン | 月額 | 手数料 |
light | $0 | 3% |
standard | $49 | 1% |
月額0円からお試し可能ですので、一度試していただければ幸いです!
※Mikawayaのことをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。
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参考【Shopify】定期購入アプリMikawayaとは?→ショッピファイでサブスク販売が可能に!
「Shopifyのサブスクアプリどれにしよう?」 という方、少しお時間を作ってこの記事をぜひ読んでみてください。 Shopify(ショッピファイ)でサブスクをやるには専用のサブスクアプリが必要。 そし ...
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今回の内容は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!