と、悩めるあなたにオススメしたいのがポイント×サブスク!
双方ともLTVを向上させる効果が期待できるものです。
というわけで、この記事では
この記事で解説すること
- ポイントがリピート率をあげられる理由
- Shopifyでポイント機能をつける方法
- サブスクとはそもそも何か
- Shopifyでサブスクを始める方法
この辺りのことを解説していきます。
少しでも興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。
ポイントアプリがLTV向上に役立つ理由
なぜポイントはリピート率を上げられるのか?
一つの理由は、お客様の購買意欲をあげられるから。
ポイントがある場合、以下のような仕組みを作ることができます。
これはポイントサービスの一番シンプルな形態。
ポイントサービスの戦略が上手な企業では、ファン化のトリガーになっていることも。
そしてファンになってしまうことで、ポイントを貯めること行為自体が楽しいものになってしまう。
そんな人もいるように思えます。
といったようにポイントサービスには色々な活用方法があります。
共通して言えることは、お客様の囲いこみ→LTVの向上。
この流れが期待できることではないでしょうか。
と思ってくださった方に向け、Shopifyでのやり方を解説していきます。
Shopify向け日本語対応のポイントアプリを紹介
となったとき、一番お手軽な解決方法はアプリを使うことです。
Shopifyはアプリケーションを使うことで機能を拡張することが可能。
ポイントサービスを可能にするものも複数存在しています。
が、それゆえの悩みも。
となってしまう方が多いように思えます。
ここではいくつかShopify向けポイントアプリの有名なもの以下の五つをご紹介します。
- Glow: Loyalty Points & Rewards
- EasyPoints
- Loyalty, Rewards and Referrals
- smile.io
- Bold Loyalty Points & Rewards
そして主に紹介するのは以下の内容。
今回ご紹介する内容
- サブスク向きの仕様になっているか?
- 大まかな特徴
- 日本語に対応しているかどうか
- ポイントを付与できる条件
- お客様がポイントを使用できる条件
- レポート機能の有無
- 使用料金(月額)
どのポイントアプリがいいか迷っている方は参考にしていただければと思います。
※各機能は2021年7月時点での話になります。
サブスクに必要な機能を備えたアプリはどれ?
サブスク×ポイントサービスを検討しているお客様からよせられる質問で多いのが以下の2点。
- サブスクアプリとポイントアプリは連携ができるのか。
- 指定の商品だけポイント付与率を変えられるか。
まずはこの辺りを解説していきます。
サブスクアプリとポイントアプリの連携について
実際に連携ができるか動作確認をしてみました。
確認した環境は下記のもの。
今回の動作環境
- 弊社のサブスクアプリ「Mikawaya 」をインストール
- 今回ご紹介する5つのアプリインストール
- 一日おきに注文が入るように設定
結果としてどれも、購入回数に応じたポイントが付与されました。
細かいことを言うとLoyalty, Rewards and Referralsは少し他のものと動作が異なります。
デフォルトで承認期間が設定されており、ポイントをすぐに付与させるには
- 顧客管理の画面より手動で反映
- 承認期間を調整する
といった作業が必要になります。
特定の商品だけポイント付与率を変えられるアプリ
今回ご紹介した中で特定の商品でポイント付与率を変えられる機能があるのはLoyalty, Rewards and Referrals。
アプリ管理画面より、ポイント付与率を変更できます。
Shopifyに登録してある商品を関連付けられます。
設定が完了した商品をテスト購入し、動作を確認してみました。
Loyalty, Rewards and Referralsの管理画面でポイントが反映されているのが確認できました。
「同一商品でもサブスクでの購入時はポイントの還元率を変更したい」
と言うケースは
- サブスクリプションを適用する商品は単品購入として購入できないようにする。
- 単品購入の商品は別の商品としてShopifyに登録する。
といったことが可能であれば実施可能だと考えられます。
以上の内容から
という方にはLoyalty, Rewards and Referralがおすすめできるかと思います。
ここまで「サブスクに必要な機能を備えたアプリはどれ?」
といった内容で解説してきたことを簡単にまとめると下記の表になります。
1回目ポイント | 2回目以降ポイント | 指定商品 | |
Glow: Loyalty Points & Rewards | ○ | ○ | × |
EasyPoints | ○ | ○ | × |
Loyalty, Rewards and Referrals | ○ | ○ | ○ |
smile.io | ○ | ○ | × |
Bold Loyalty Points & Rewards | ○ | ○ | × |
続いて各アプリのポイントアプリとしての機能を比較していきます。
Glow: Loyalty Points & Rewards
アプリのインストールはこちらから。
このアプリの一番の特徴は料金の安さかと思います。
そして「安いから使い物にならない。」なんてこともありません。
海外製のアプリでありながら日本語、日本円にも対応。
日本のショップでも十分仕様に耐えうるアプリだと感じます。
項目 | 対応状況 |
日本語対応 | ○ |
日本円対応 | ○ |
登録ポイント | ○ |
誕生日ポイント | ○ |
友達紹介ポイント | ○ |
SNSシェアポイント | × |
サイト訪問ポイント | × |
レビュー投稿ポイント | × |
ポイントの使用方法 | 割引クーポンと交換 |
レポート機能 | なし |
費用(月額) | $0〜$59 |
EasyPoints
アプリのインストールはこちらから。
このアプリの最大の特徴は、ポイントを手動で設定することが可能なことだと思います。
また、国産のアプリなので日本語の対応にも非常に優れています。
1ポイントを1円としてお支払いの時に使用できるのもユーザーにとって嬉しいポイントでは無いでしょうか。
項目 | 対応状況 |
日本語対応 | ○ |
日本円対応 | ○ |
登録ポイント | △ |
誕生日ポイント | △ |
友達紹介ポイント | △ |
SNSシェアポイント | △ |
サイト訪問ポイント | △ |
レビュー投稿ポイント | △ |
ポイントの使用方法 | 1ポイントを1円として使用可能 |
レポート機能 | あり |
費用(月額) | $50〜$425 |
Loyalty, Rewards and Referrals
アプリのインストールはこちらから。
このアプリの大きな魅力の一つが豊富なポイント付与条件ではないでしょうか。
Shopifyのポイントアプリとしてはトップクラスの条件の多さといっても過言ではありません。
こちらも海外製のアプリ。
日本語に対応させるためにはカスタマイズが必要で、そのあたり少しハードルが高く感じてしまうアプリかもしれません。
項目 | 対応状況 |
日本語対応 | △ |
日本円対応 | ○ |
登録ポイント | ○ |
誕生日ポイント | ○ |
友達紹介ポイント | ○ |
SNSシェアポイント | ○ |
サイト訪問ポイント | ○ |
レビュー投稿ポイント | ○ |
ポイントの使用方法 | 1ポイントを1円として使用可能 |
レポート機能 | あり |
費用(月額) | $0〜$699 |
smile.io
アプリのインストールはこちらから。
こちらのアプリはShopifyのポイントアプリとしてトップクラスの人気を誇るものです。
他のShopifyアプリと連携できるなどとても多機能なようです。
ですが残念ながら日本語に非対応。
海外向けのショップを作成されている方は使用を検討されてもいいかもしれません。
項目 | 対応状況 |
日本語対応 | × |
日本円対応 | × |
登録ポイント | ○ |
誕生日ポイント | ○ |
友達紹介ポイント | × |
SNSシェアポイント | × |
サイト訪問ポイント | × |
レビュー投稿ポイント | ○ |
ポイントの使用方法 | 割引クーポンと交換 |
レポート機能 | あり |
費用(月額) | $0〜$599 |
Bold Loyalty Points & Rewards
アプリのインストールはこちらから。
サブスクリプション向けのアプリも出しているboldのポイントアプリです。
多機能なアプリではありますが、日本円に対応していません。
なので越境EC等を考慮している方にのみお勧めができます。
項目 | 対応状況 |
日本語対応 | △ |
日本円対応 | × |
登録ポイント | ○ |
誕生日ポイント | ○ |
友達紹介ポイント | ○ |
SNSシェアポイント | ○ |
サイト訪問ポイント | × |
レビュー投稿ポイント | × |
ポイントの使用方法 | ポイントを$に変更可能 |
レポート機能 | あり |
費用(月額) | $0〜$499 |
サブスクとは何か?おすすめのShopifyアプリは?
サブスクリプション。
昨今、かなり頻繁に聞くようになった言葉ではないでしょうか。
サブスクリプションの意味を調べてみると、決まった期間、定額でサービスを利用できること。
とされています。
物販においては、定期的に商品が届く定期便の意味で使われることが多いように感じます。
これはもちろんショップ側にだけでなくお客様にとってもメリットがあるもの。
サブスク、お客様のメリット
- 生活に必要なものの在庫がなくならない
- いちいち注文する手間が省ける
- 価格が安くなることもある
このようなメリットがお客様にもあります。
サブスクをやるとLTVは必ず上がる?
こんな話をすると、
と思われるかもしれませんが、そんなことはまずないです。
サブスクでLTVをあげるためはお客様を中心に考えた施策が必要になってきます。
というのも、お客様の状態によってアプローチは変わってくるもの。
正しくアプローチができないのなら、継続していただける可能性はガクンと下がる。
そういっても過言ではないと思います。
例えば1回目に商品を購入してくれたお客様へのアプローチ。
お客様に商品の正しい使い方が伝わっていないかもしれません。
例えば2回目を購入したけど効果が出ずにお悩みのお客様へのアプローチ。
効果が出るまでの期間が正しく伝わっていないかもしれません。
といった例からも分かるように、お客様の状態に合わせた適切なアプローチが必要です。
ShopifyでLTVを意識したサブスクをやるには?
ここまでは物販でのサブスクの概要をお伝えしてきました。
では、どうやればお客様を意識したサブスクがShopifyでできるのか?
まずShopifyでサブスクを始めるために必要なのがアプリケーション。
こちらもポイントサービス同様、サブスクが可能になるアプリが多数用意されています。
ではその多数あるサブスクアプリの中でどれを選べばお客様を意識した運営ができるのか?
答えはMikawayaです。
Mikawayaには下記のような、集客、継続を意識した機能が備わっています。
Mikawayaでできること
- 継続回数別のステップメール構築機能
- 2段階の割引設定機能
- 頒布会、同梱物や特典などのCRM施策にも対応
- 商品変更や金額変更、お届け間隔など変更機能も充実
Mikawayaはただ定期的に注文を取る機能があるだけのアプリではありません。
売り上げを伸ばすことを意識して定期購入を始めたい方に向けて作成されたアプリです。
そんなMikawayaを
と言う方はこちらからダウンロードしてみてください。
と思ってくださった方はこちらの記事を一読していただければと思います。
-
参考【Shopify】定期購入アプリMikawayaとは?→ショッピファイでサブスク販売が可能に!
「Shopifyのサブスクアプリどれにしよう?」 という方、少しお時間を作ってこの記事をぜひ読んでみてください。 Shopify(ショッピファイ)でサブスクをやるには専用のサブスクアプリが必要。 そし ...
続きを見る
さて、今回はShopifyでのポイントサービスとサブスクリプションについてお伝えいたしました。
双方ともアプリケーションの活用が必須なものです。
最後に一つ注意点をお伝えしたいと思います。
日本語に対応したポイントアプリ、サブスクアプリの連携はまだまだ発展途上の段階です。
実際に運用していくと様々な不具合が発生することが予測されます。
今回ご紹介したMikawayaではサブスクアプリの機能としてポイント機能の開発も検討しています。
要望が多ければ開発の優先度も上がりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
今回の内容は以上です。
最後までお読みいただきありがとうとざいました。